ひとり夢想の鎮魂歌2008

不定期更新個人ブログ。雑記とか映画レビューとか。

05 2007

大日本人

※ネタバレと感じる部分もあるので未見の方は注意。

なにかと話題の松本映画を観ました。

最近の邦画界は、いわゆる映画人ではない、他業種の人がメガホンをとることが目立っていて、次世代、監督という仕事はこのような人たちがほとんどになってしまうんではないかと密かに気になっており、なんとか邦画界に食らいついていきたいと考えている僕にとってもそれは大変な脅威だったのです。

そんな中で発表されたビックネーム、松本人志の監督作品、
映画をやっている人ならば誰もが憧れる舞台、カンヌでの上映、
ネット上にはカメラドールはほぼ内定とまで噂もあがり、邦画界の何かの転機になりそうな予感がしていました。

カンヌに出品したからには、製作陣の賞取りへの働きかけはそれなりに、
金銭的な戦略もそれなりにあっただろうと予想していたけど、結果無冠で終了しているのを目にして、やはり内容が悪かったのか?しかしながら松本監督の自身でのハードルの上げ方から予想するに、相当な「新しい映画」ではあるはず...とにかく気になって仕方が無かった作品。

個人的には、彼の言う「誰も観たことのない映画、一生忘れられない映画」ではなかった。
松本監督が、なにを新しいものと意識していたかはわからないけど、ドキュメンタリー的手法などは、もう何度も使われているものだし、既成の映画の概念を解体しきれているかといえば、そうでもない。新しい「笑い」なのかと考えても、疑問はのこる。

個人的に、松本人志の発信する笑いで爆笑したことはなく、「すべらない話」で松本のターンで感じる笑いは、彼の話終わったあとにするふくみ笑い的な話術で、つられてこちらも「フフフ」と思ってしまう程度のものだし、
高校時代、周りがこぞって観ていて、なにかと翌日、教室の話題になっていた「一人ごっつ」なんかで感じていた「おかしみ」もそれに似たものでした。
そんな思いもあって松本映画には笑いは一切期待していなかったけども、「映画」としての期待は大変にありました。

それは十数年前に彼が発表したビデオ作品「頭頭(とうず)」(監督ではないが)を観た当時、あまりに映画的な印象を受けたところによります。
「頭頭」を観たのはおそらく中学生のころ、とにかく悲しく、怖かったのを覚えていて、
60分の前フリと5秒のツッコミという、根底に笑いの文法を試みたこの映像作品は、当時、まさしく「今まで観たことのない」ものでした。

そんな彼の映画ならば、自分がお笑いの中で築き上げた概念を映画に持ち込んで
本当に斬新なものをみせてくれるだろうと思っていたけど、結果、笑いという枠組みの外に出ることは出来なかったみたい。
そんな枠の外に出る気などないというならば、僕の観た映画館で、一度も、クスリとも笑いが起きなかったのだから、それは失敗だったと言えるし、やっぱり映画でも同じことをやるのならば、わざわざ映画という表現の場にやってくることもなかったんではないかと。

天才松本で笑えない人は、需要レベルが低いとか、これはシュールなのだ、哀愁笑いなのだ、と、裸の王様的に絶賛されてしまうような、ある意味不幸な映画かもしれません。

プロットは最高におもしろいとおもうし、正直もう一回観れる。
批判的に書いたのは広義に「映画」とは言えないと感じるだけで、要はどっちつかずに感じました。
エンターテイメントとして楽しませようとする笑いの要素と、松本人志という世界観を映画という場で表現するという要素があるならば、個人的には後者だけをみせてほしかったなと。二つが共存できればそれは最高だろうけど、どちらにも消化不良という感じ。
実写のみの映画になっていれば、いわゆる哀愁笑いも、味として「おかしみ」になり得たけども、観客に対してサービスしすぎてしまったように感じます。
松本監督が「映画」という場でなにか目指しているものがあるのならば、この第一回監督作品は失敗だったかもしれない。
個人的に、実写映画の中で、人物をCG描写してしまうのが嫌いなんですね。
(ラストの実写表現を評価するのではなくて、あれはむしろ、観ていて大変気分が悪い)
CGなどで無理矢理に表現せずとも、「普通サイズの怪人」で世界的に評価された天才だっています。100パーセント実写映画だったら満点評価になったかも。

同時期公開の「監督ばんざい!」との比較がよくされているようだけど、北野監督は芸人だからといって、まず「観客を笑わせるための映画」は撮らなかった。それならば映画という土俵に来た意味はあったと思うし、最近作にみられる北野映画のコメディ要素は、タレント、ビートたけしとしての個人的な側面なだけで、北野監督は自身の内面を「映画」という場において観客に発信し、それを共有のものにしたいという願いが感じられて、それはまさしく「映画」であると感じています。
北野監督はここ最近の三部作をやるために、自由なものを撮るために映画を始めたのだったら、うむ。まさしく天才だなーとおもう。「ヒミズ」を書くために「稲中卓球部」でデビューするみたいなね。

松本映画で実は救われた自分もいて、まだ邦画界には、きちんと映画を学んで、撮ることが出来る人間は必要なんだなと。自分が入り込む余地はまだあるかもしれないと。
「型を破るためには、まず徹底的に型を身につけないといけない」と、とある美術評論家の言葉を思い出しました。


最後に松本映画を観て、真っ先に思いうかんだ映像をリンクさせておきます。
似たようなセンスのシュールさならば、僕はもう十数年前に毎朝観ていました。

http://www.youtube.com/watch?v=pTtsX0UmRtE

Posted by 吉田光希 | 17:25 | Comment [1] | TrackBack [0] | 映画レビュー

26 2007

松ヶ根乱射事件

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「鬼畜大宴会」のスタッフの人の卒制映画が上映してるらしい。

ゆうばりで賞取ったやつらしい。

六年前ユーロスペースに「どんてん生活」を観に行った。

当時はまだ大学入学前、熊切監督や山下監督のような学生映画から商業デビューをした人達は、これから自主映画を始めようとしていた僕にとっては大変励みになる存在。
いわばスター。

こんな映画でも劇場公開なるんだなと、当時はぜんぜん面白いとおもわなかった。

しばらく後、友人の誘いで映画の公開初日舞台挨拶に行くことになる。

テアトル新宿「ばかのハコ船」レイトショー。
劇場で本編中に登場するオリジナル健康飲料「あかじる」を配っている。
どんてんの監督がんばってるんだなぁ、ぐらいしか思わず内容もそれほど印象深くなかった。僕はまだ大学入学前。

自分も映画制作をはじめてからしばらく、大学二年生。
自分の周りから「リアリズムの宿」がおもしろいという声がたくさん聞こえてくる。
レンタルDVDで鑑賞。前作2本、それほどのめり込んだ映画ではなかったので、
期待せずに鑑賞。...個人的にはやっぱり好みではなかった。
でもみんなが良いと言うからにはなんか理由があるはず。
でもよくわからなかった。エンディングがくるりだから??

このころから山下監督に注目するようなる。
山下監督は23歳で監督デビューした。僕はその年24歳。

メディアは絶賛の声。

山下ワールド。

日本のジャームッシュ、カウリスマキ。

若き天才。

山下監督ってすごいのかも。

もうフィルターかかった。


「くりいむレモン」をレンタルで鑑賞。
こんどは現代文の問題を解くように、演出やら、カット割りやらじっくり鑑賞。
なんか山下演出が少し見えたきがした。見せないという選択肢。
前作までを思い返せば、間延び感というまったくブレない一貫性はたしかにあって、
これは強烈な個性なのかも。

「リンダ」の公開。シネコンで鑑賞。

始まった瞬間に涙があふれてきたのは以前の記事で書きました。
ちっちゃい映画館でレイト上映やってた人が、今シネコンで上映されている。
もうその事の感動がすごかったのです。


「どんてん生活」を観賞後、友人とかわした一言

友「この監督、売れるかねぇ?」

僕「う〜ん..どうだろうねぇ..」

そんなさりげないない会話の答えはわずか六年で出ていました。



さてさて、松ヶ根レビューですが、
素直に言うと、どんてん、ばかハコを観たときの率直な感想とまったく同様、
好みじゃないし、このような映画は撮りたいとは思わない。
やっぱりこれが、原作なしのオリジナル山下映画に対する僕のリアルな感想なのかも。
「リンダ」と「くりいむ」が大好きなだけなのか、「松ヶ根」が好きじゃないのかも。

以前から山下映画にあった間延び感はやっぱり健在で強烈な個性のある映画だとは思うけど、倫理的にちょっとおかしいんじゃない?というやりすぎ感があった。
堅苦しい言い方だけど、それを笑いにしていいの?というシーンが多数。
まぁ、フィクションなわけだから、多少の過激な演出は映画につきものなんだけど、やっぱり作り手としてある程度の境界はあるんじゃないかな。もう、徹底して奇をてらうことだけに全力を尽くされているような感じがしました。
主要な登場人物、新井浩文さん、三浦友和さん、演技よかったです。
だけども、脇をかためる出演者達の扱いが、インパクトのためだけに使われているような感じであまり好感できない。

空気を観る映画として観れば、それは成功しているかも。
奇怪な登場人物達が次々と出てきて、異様な空間が画面にあふれている。
だけども俳優の使い方が腹立たしい。
監督はほんとうにこの映画を撮りたかったんだろうかとも疑問におもう。
どんなおもいでこの映画をつくったんだろうか?

たしかに山下ワールド、個性的だけどなにも伝わってこない映画。

「映画ってそうやって観るもんじゃないよ」といわれたら反論の余地なしだけど、
ぼくはそうやって観るのでこんな感想なのです。

それでもぼくにとってはスター監督。次回「天然コケッコー」に期待。

映画の結末とタイトルの関係性は非常にうまい。
タイトルだけで全編観客をひっぱっていく感じはよかったです。

男女の全裸多数アリ。


映画が終わって、ロビーにいたらキャストの一人が居てびっくり。
なんか得した気分でした。

Posted by 吉田光希 | 00:21 | Comment [2] | TrackBack [1] | 映画レビュー

25 2007

叫(ネタバレなし)

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公開初日からさっそく観てきました。

今朝起きてからどこの映画館いこうかしらと劇場調べてると、なんとまぁ
地元のシネコンでやってたのでラッキー。

公開初日なのに劇場はスカスカなのね..、さすが錦糸町。黒沢清ほどの監督でも
邦画ファン以外にはまだそれほど知られていないんだろうかね。
同じトコで「デスノート」やってたときは満席だったけど。
「映画は好きでも嫌いでもないけどたまに観るよ」っていう人々は、キャストとかで
観る映画を選ぶのかなぁとか思いながら、「邦画バブル」なる言葉が頭をよぎる。

黒沢清は大変思い出深く、おそらく映画が好きになったきっかけは、
おそらくこの人の映画からです。

小学生のころ「スウィートホーム」が公開し、初めて買ったCDもこの映画のサントラで
(当時は黒沢清の名前など知らなかったけど!)以降、やたらとホラー映画ばっかり観る小学生時代を過ごしました。当時はゴールデンタイムに「13金」とか放送してて、今では考えられないことですわ。

当時、テレビで「13金」を観てるとき、おやじに「おまえこんなのみてるのか!!」
と怒られました。
画面には女の人(服は着ている)が男にまたがりピョンピョン跳ねていました。

当時はなんで怒られたのか、そのシーンがなにを意味していたのかまったく意味がわかりませんでしたが、その理由は今になって大変よくわかるわけです。(ゴールデンにそんなシーンもカットされずに放送されてたのもすげーけど。)
ぼくおとなになりました。


それより叫よ。

いつものことだけど、幽霊が見えすぎてます。もうそこに人間と同じ感じで現れます。回路とかロフトでもやってた監督お得意の表現なんだけど、今回は半端なく見えすぎてます。
古谷実の「ヒミズ」っぽいかも。
笑わせようとしてんのかと思えるくらい、画面に映ってきます。
Jホラーに良くある、突然音と共に出てきてバーン!とか脅かし幽霊ではなく、ココまで露骨に見せて怖がらせる監督の演出すごいです。

幽霊役、葉月里緒菜の顔アップのカットがあるんだけど、アップだけでこれほどの恐さを表現できるのかと思わされた名アップがあります。

同時に「ロフト」のラストシーンにも似た、恐いんだけど一周回って爆笑なシーンもあります。清ファンは映画館でニヤリとなるとおもいます。

黒沢監督はセリフ劇の映画をやらない人だなぁとおもいます。
演者同士の会話が映画に深く関わる訳でもない、本当にどうでもいいことが多い。
そんなのが続いて、いままで全然出てこなかったキャラが突然登場し、
サラッと言う一言がやたらと深く残る。
回路であれば、植木屋の社長、今回の「叫」も突然現れる船の作業員、加瀬亮のセリフが大変印象深いです。
これこそ、ドラマにはない映画だから許される表現ではないかと。
最近作「症例X」の廃材屋の作業シーンはまさしくそれをやりたかったんだけども、
もっと意味深な一言を言わせたほうが良かったかなとおもっております。

今回の「叫」も「回路」にも似たような凄く広がりのある終わり方で好みでした。
エンドロールに知人が3人もいてびっくり、うらやましいっす。




Posted by 吉田光希 | 03:43 | Comment [0] | TrackBack [1] | 映画レビュー

20 2007

買い物報告

近所のレコード屋が閉店セールで商品50パーオフやってたので、
いっぱい買ってきたっす。




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マイノリティレポート

あったよ名作、名カメラ、ヤヌス・カミンスキー。
もう何も考えずに楽しめる映画。
オープニング、犯人を捕まえるまでのカットバックと、
プリコグつれてショッピングモールを逃げるとこ(風船で助かる)の演出がだいすき。

ジェットパックの噴射炎でハンバーグが焼けたり、
GAPでトムがプリコグの服を選ぶみたいな
どうでもいいアホなシーンもスピルバーガーらしくてよいね。



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ドッペルゲンガー

大好き黒沢監督、編集のお勉強用に。
『回路』のビデオは見過ぎてノイズすごいけん。DVDでほしい。
遊びがウマすぎ。
先週店を覗いたときは『アカルイミライ&曖昧なミライ』のツインパックがあったんだけど、今日はすでに売り切れてて残念。



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たけしズ

これ、一般ウケしなかったけど、ぼくすきです。
構成で遊ぶ映画、自分の映画でもやりたいなぁと思いながらも結局スタンダードな編集に
落ち着いてるんで(ビビって)ここまでぶっ飛んだ映画やれるのがウラヤマシイ。
しかもそれで劇場公開なんてずるい。タケシだから成り立つんだろうけども。
京野ことみのおっぱいがみれるお得感もアリ。
いつか『よしだズ』撮るときは上野樹里ダスゾ。




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スターシップトゥルーパーズ

でた!ついに買っちゃったDVD、フェイバリットムービー
しかもコレクターズエディションツインパックで!
パート2がついてるんだけど、それは別にいらねーっす。パーホーベン関係ないし。
1についての特典をさらに充実させてほしい!
やっぱりこれはぶっ飛びエログロバカ映画の金字塔ですね。

DVDのパックの仕方って映画ファン的にはハテナな合わせ方多いよなぁと思います。
『スタンリーキューブリックパック』なるものを見つけて「おおっ!」と思って見たら
『博士の異常な愛情とスパルタカス』で、超微妙な気持ちになりましたけど。

『スパイダーマンスペシャルパック』も発見し『おおっ!』と思って見ると、
『スパイダーマン2とアニメ版スパイダーマン』ってなんだそれ。
そこは1と2入れようよ。


DVDって買っただけで満足感ありますね。特典映像でおなかいっぱいね。

Posted by 吉田光希 | 04:55 | Comment [0] | TrackBack [0] | 映画レビュー

11 2007

それでもボクはやってない

話題作見ました。いままで周防監督の映画全部面白かったし、期待大で行ってきました。



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↑見てこの顔!

いいっすよ。カセさん演技よかったっすよ。
「ボクやってないんだけど..」って顔、超してますよ。

映画導入、ヘタなプロローグとかまったくなくて、いきなりカセさんは捕まり、本題に入っていく感じは映画として凄く好感もてます。

監督は本当に裁判だけを丹念に描きたいんだなぁというのが伝わってきました。

映画の視点は完全に被告側なので、観客も、警察や裁判所の対応に疑問を感じさせる作りだけど、これ、原告側の視点で見るとまた違った映画になるんだろうなぁ。

でも、監督が感じているという日本の裁判制度への疑問は、原告の視点など一切入れないことで、しっかりと見手に伝わってくるし、徹底した取材とブレない演出でほんとうに良作に仕上がっているとおもいます。へたなドキュメンタリーよりも問題を受け入れやすいし、かつ娯楽作品としても楽しめる映画でした。

そういえば伊丹十三監督もこんなリアリティとエンターテイメントが同居した面白い映画をつくりつずけてたなぁ。伊丹監督なき今、周防さんにはこの調子で映画をつくり続けていってほしいです。もうちょいペースアップで..。

あえてひとつ言うならば、カセさんの元カノ役で登場する鈴木蘭々の演技がチョットね..
カセさんの最初の担当裁判官役が、正名僕蔵という大人計画の俳優さんなんですが、この人の演技が味があって良かったです。すっげー裁判官っぽい顔してます。

映画館が、まるで裁判所の傍聴席のように感じさせる緊張感のある演出は必見。

おすすね!



Posted by 吉田光希 | 01:37 | Comment [2] | TrackBack [0] | 映画レビュー

11 2007

ダーウィンの悪夢

ひっさしぶりの映画館。今年初映画はドキュメンタリーです。

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内容は↓
タンザニア第二の都市ムワンザを舞台にしたドキュメンタリー映画。
「ダーウィンの箱庭」と呼ばれたアフリカ・ビクトリア湖の豊かな生態系が、外来魚「ナイルパーチ」の放流で壊滅的な打撃を受ける一方、欧米や日本へ輸出するためのナイルパーチ漁が盛んになる。グローバル化の進行によって、現地の人々がより厳しい生活を強いられるようになっていると主張する。
(はてなダイアリーより抜粋)

簡単に言うと、湖にサカナが繁殖したおかげで、サカナの加工業が繁栄、職を求めて人が集まるけど、職が得られない人々との落差は拡大していく..というもの。

加工業者、輸送屋さん、それらを相手にする娼婦、ストリートチルドレンなど、沢山の登場人物がありながら、人々の表現がすべて表面的におもえました。

このような現象は、映画で扱ったナイルパーチに限らず、コーヒーやらカカオやらダイヤを取り巻く現地の環境もきっと似ているだろうし、注目すべきことだとはおもうけども、取り巻く人々をまんべんなく取材しているだけに止まっていて、テレビ的な印象を感じました。

せっかく「映画」としてのドキュメントならば、もっと人々のドラマを観たかったし、取材対象との密着度をもっとあげて、特定の人を描いてほしかったなぁとおもいます。
現象ばかりに注目していて、人間をあまり描いていないなぁという印象。

ガツンとくるような衝撃を期待しすぎた感もあって、今回はちょっとガッカリな辛口評で。

ジャーナリズムってむずかしいっす。





Posted by 吉田光希 | 00:03 | Comment [0] | TrackBack [0] | 映画レビュー

09 2007

2006秋〜現在を埋める記事

完全放置、凍結ブログでもたまにはかこうかなと..

前回更新が10月29日。それ以降の日々を簡単に時系列でふりかえりますと

11月、卒業制作となる映画の脚本執筆期。
そもそも企画自体はそれより一年も前にありながら、このころやっと具体的に動き始める。

12月、キャスティングが難航するも、なんとか年内アップのスケジュールが完成する。
多くのひとの協力もあり撮影終了。


1月、編集開始。しっかし、撮影のため2ヶ月もバイトを休んでしまったため、正月からバイト連射。1月20日に映画『症例X』のファーストエディット完成、のち卒展にて公開。

2月、映画の再編集を続けながら、怒濤の期間もやっと落ち着き、映画館いったり、文庫一気読みしたり、ゆったりまったり過ごしております。

プロダクションノートでも書いて更新しときゃよかったなと思いつつ、おれブログとか向いてねーなと再認識。また気が向いたら書きますわ


最近の珍事

変な白人にケンカ売られて恐かったです。


2007年第一弾として、認知介護、親子問題を扱った謎度満点な社会派ムービー
『症例X』を発表します。どうぞよろしくお願いします。↓

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Posted by 吉田光希 | 02:11 | Comment [0] | TrackBack [0] | 雑記

29 2006

モテ論

長い間、更新してませんでしたが、途中更新する気はあったらしく、
管理ページに久しぶりに来てみたら、下書きされたまま公開されていない記事があったので
それをそのまま更新してみます。以下、五ヶ月前の等身大のボク↓









今日、朝の電車で僕の正面にギャルが座りました。

僕ギャルをみかけると、なぜかサマンサタバサという単語が浮かびます。

今日もいつものごとく「あー、サマンサタバサだ。」
と思っていると、なんとそのギャル、読書を始めたじゃありませんか!
しかも新書。ギャルが活字を読んでいる..

でた、ギャップ戦法。「あたし、見た目頭悪そうだけど、実は趣味読書なの」的な何かだ。

やられました。電車にいた約40分間、完全にそのギャルにこころを奪われました。

僕の中で「電車内での過ごし方」の中で、読書はかなり上位にランキングされるのです。

そこで、電車内でなにをして過ごすのがいちばんカッコイイか?
=電車でモテる方法を考えてみました。

















3位

読書、しかも新書で縦長に。




















2位

新聞を長く上手に折って、しかも日経。

















1位

空いてるけど座らない。





ハイなんだこれ おわり

Posted by 吉田光希 | 01:55 | Comment [2] | TrackBack [0] | 雑記

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